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サンプル2  3.11 ちょっと遠出したら

お出かけの記憶

楽しい楽しい家族でのお出かけ。 お出かけで目にするものは、
子どもにとってすべてが魅力的で、鮮烈に記憶に残るものです。

家族旅行に行った先でダムを見た子は、
積み木でもブロックで遊ぶ時にも、必ずダムを作りたがるかもしれません。

大人にすれば、ダムは水を貯めておく場所に過ぎなくても、
子どもの目には、壮大で不思議なプールや滝、コンクリートの壁のように
映っているのでしょう。

海に出かけた子は、ビニール袋をバサバサさせて、
得意そうに「海だよ!」と言うかもしれません。
「誰が水道を出しっぱなしにしたのだろう?」 
「海の向こうから、くじらが遊びに来るのかな?」  と考えているかもしれません。

遠くにお出かけした後で、そこで見たものを作ろうと誘うと、
子どもは喜ぶのではないでしょうか。
プールなら、空き箱にラップフィルムをくっつけるだけでもいいのです。
動く歩道に乗ったら、細く切った紙に人形を乗せて 引っ張ってみるだけでいいのです。
それによって、子どもは自分が見聞きした様々なことを思い出すでしょう。

プールに出かけたよ

空き箱にラップフィルムをピンと張った状態で 水を表現しています。
透明のフィルムに少しだけ切り込みを入れて、人を泳がせてみましょう。
ちゃんと浮き輪も作りました。

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工場でベルトコンベアを見てきたよ

紙やビニールシートを細長く切って動かすだけで、ベルトコンベアを再現できます。
(同じ作り方で、動く歩道にすることもできますね。)
紙箱に穴を開けて じょうごを取り付けるだけでも、工場の機械らしく見えますね。

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乗り物に乗った後で 

乗り物に乗った際のパンフレット・時刻表・切符を貼ると、素敵な旅行の本ができます。
(駅員さんにお願いすると ハンコを押してくれるので、持ち帰りできます。)

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電車や駅が大好きな子には、券売機や改札機・駅のエレベーターなどを写真に撮って、
しくみを説明する絵本を作りましょう。
自分の「大好き」を本にしたものは、文字を読むきっかけになることがあります。

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電車の運転席です。
ダンボールの台に穴を開けて LEGOデュプロのハンドルを差し込みました。

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工作ワークショップでの作品。 舟の上で釣りをしています。
魚釣りをしている表情が真剣ですね。
こうしてひとつのことに熱中した経験は、子どもを成長させてくれます。

絵だけの絵日記

お出かけの後で 子どものお話を聞いてあげましょう。
大人は、紙の下半分に文章(子どもの話したこと)を書きます。
そして、上半分のスペースに、子どもが自由に絵を描くようにします。
ぐちゃぐちゃとしたなぐり書きでもOKですよ。
大人と子どもの共同製作をするうちに、自然に絵日記をつけることに慣れていきます。

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